本命志望校に落ち、南山大学へ進学することになった受験生へ向けて

 このエントリーを読む方は、志望校(多くは名古屋大学)に不合格になってしまい、浪人を考えている、もしくはすでに南山大学へ進学することが決定し憂鬱な気分になっている、はたまた、南山大学に新入生として進学し、なんとかこの大学から脱出することを考えている人ではないでしょうか。

 

 私も、志望大学に一浪してまでも、不合格となり、やむなく南山大学に進学し、辛く苦しみました。しかし、結果として大学生活を一般的な目線からみてもかなり充実して過ごすことが出来ました。

 

 このエントリーでは、南山大学の特徴、そしてこのような状態にある人が何をすれば現状をよりよくできるのかなどの私見を自身の成功体験を踏まえて述べたいと思います。

 

それではご覧ください。

 

南山大学のリアルな特徴

 

はっきり言いましょう。この大学に進学したくて進学した人はほとんどいません。

 

 4年間の大学生活で多くの人になぜ南山大学に入ったのか聞きましたが(キモスギ)、8割越えの人(男女問わず)は第一志望に不合格になったために、本大学に進学したと答えていました。

サークルに入り、1年生だけで食事にいったりすると、一度はこのような会話をすると思うのですが、ほぼほぼ名大落ちもしくは、名市大早慶関関同立落ち、とのたまいます。

 

 これは、愛知県の私立大学に関関同立やMarchのような有名上位私立大学がなく南山大学が中部のトップ大学であること、愛知県には地元志向が強く、受験生がこの県を出たがらないこと、もしくは親が出すことを許可しないこと、圧倒的名大至上主義があることが原因です。

 

 したがって、南山大学の春、あちこちで「俺は名大の○○学部落ちたんだよねー」や、「国公立しか他県に出してもらえないから南山来たんだよねー」などの俺南山第一志望じゃないからアピールをしている人が見受けられます。

 口には出さずとも、図書館にいけば明らかに大学受験向けの参考書を開いている人が4,5月には当然のようにいますし、Xでは南山仮面浪人界隈の皆さんも多く発信してます(どうやら仮面浪人サークルなるものもあるらしい)。

 

とにかく、この時期(4月、5月)の新入生の心中は晴れやかではなく悶々としているのです。

 

解決策、授ける処方箋

 

サークルに入る

 

これです。これだけです。ここでサークルに入るかどうかで予後が大きく変わります。

これを読んだ人が現在9月、もしくは悩んでいるうちに2年生になってしまった…なんて場合にも、いますぐサークルもしくは部活動にはいってください。

 

 いやいやなんで、サークルやねん。受験と何の関係があるんや。と言われる方も多いでしょう。いやほとんどかもしれません。しかしですね、なぜサークルに入るべきかと言いますと

皆さんは大学生活をエンジョイするために、大学受験をしてきたからです。

 いやいや、そんなことはない。就職やら、周りの環境がとか、学びたいことガーとかとても素晴らしいことを思っているかもしれませんが、僕はインターネットエスパー三段の有資格者ですから、皆さんの深層心理を読むことが出来ます。

 みなさんは、思い描いていた理想の大学生活を送りたかったのです。しかし、その前提となる環境に入れなかった、すなわち進学すべき大学が違ってしまったために、完璧な大学生活がなくなってしまったと極端に考えてしまっているだけなのです。わかります、入口でつまずくと、気持ちが萎えて、全部やる気がなくなってしまいがちです。

しかし、そんなものは名前がちょっと違うだけです。南山でも大丈夫です。

 南山でも、サークルの合宿で山や海にいったり、バーベキューしたり、異性とイチャイチャしたり、彼女、彼氏作ったりなんでもできます。むしろ、南山生の絶妙な能力・性格があれば、漫画のような大学生活を送ることができます。

(私は、彼女もできたし、独り暮らしもしたし、酒も飲んだし、なんでもしました)

 だから、さっさと部活かサークルに入ってください。自分の性格に合わせて運動系、文化部系なんでもそろっているので、新歓にいって、もしくはサークル・部活動のSNSにメッセージして入りたいですって言いなさい。自分が思うより、みんな歓迎的なので。

 

 サークル入って、夏すぎて、合宿とか経験したら、学歴コンプレックス、消えてます。正直。

 

ここまで読んだ方へ

 

 私は上述の通りインターネットエスパーですから、皆さんの言いたいことは何でもわかります。就職が心配、環境のレベルの心配、学問レベルの心配、はたまた、彼氏彼女ができるのかやら遊び人が多いんでしょうみたいなことからなんでもわかります。

しかし、今はそんなこと考える必要はないのです。受験生活の1年間(人によっては2年、3年)自分がそれをどう思っているかはわかりませんが、とても頑張ってきました。本当にすごいことだと思います。お疲れさまでした。

ですから、これらの心配は1年生、2年生の間は考えなくていいのです。授業のクラスを積極的に参加したり、なんでもいいので、大学生活を充実させてください。

それでも何か心配なこと、進路の心配があるのならお話を聞きますから、今は焦って何かしたりするのはやめてください。

 大学受験のリベンジは就職活動、資格試験やらでまだまだ果たす機会はたくさんあります。常に頑張りっぱなしでは、リベンジの時の体力が残っていませんから、来るべきリベンジに備えて、今は大学生活を充実させてください。

 

それが、僕の願いです。拙い文章でしたが、ここまでお読みいただき有難うございました。

 

 

司法試験受験の際に参考にしていたブログ一覧

 この記事では、僕が受験生時代に読みまくり、勉強方針および心構えを固めたものです。僕のブログに更新がいつ止まるかわからないので、参考にしていたブログを公開し、迅速に勉強方針を定めてもらいたいと思っています(試験まで時間もないし)

 

 まず、紹介するのは、このブログです。

ブログ記事一覧|司法試験情報局(LAW-WAVE)

全受験生、特にロースクールに新卒カードを捨てて司法試験を目指す人に読んでほしいブログです。

一言でいえば、このブログでは司法試験という資格「試験」に合格するために、「試験勉強」をしろということを表現やアプローチを変えて伝えているブログになっています。

 

 このブログを知ったのはロースクールに合格し無為な日々を過ごしていた時に「司法試験に受からないということ」という記事をXで見つけたためです。

僕はこの記事を読むまでは、一般的な大学生のように大学3年生から就活をはじめ、就職をするという新卒者としての道を軽視し、楽観的に自分は司法試験に合格するんだ(司法試験という存在を具体的に認識することもないくせして)とのんきに考えていました。

 

一気に現実に引き戻された、いや直視せざるを得ませんでした。自分の客観的なスペック、これまでの勉強、人生を振り返り冷や汗が止まりませんでした。

 

それと同時にいったんこの司法試験という森に足を踏み入れてしまったからには、ゴールを直視し、そのゴールまでの距離を縮める努力をせねばならないことの覚悟を決めることが出来ました。

 

 詳しくは勉強法の解説で述べようと思いますが、ロースクールの予習や復習は最低限にし、過去問の習得に全力を尽くすというスタイルは、このブログなくては生み出されることはなかったと思います。

ロースクールの教員の言うように、ローの授業を真面目に受けていれば司法試験が受かるだとか、基本書を何度も通読し、正確な法理論体系をまなぶことこそ肝要といったような言説をうのみにすることがなかったのは、このブログのおかげです。

 

 このブログは司法試験への取り組みに対する大きな指針を形成する上でとても有用であると思います。

おすすめエントリーの記事は全部読んでも、今後の学習におつりがくると思います。

 

 次に紹介するのはこのブログです。

2022年以前の記事

司法試験・予備試験情報

 

これは、司法試験という試験を分析し、現実的な合格答案を書くためにはどうすればいいのかということに一つのアンサーを提示してくれるブログです。

 

120分という短い時間で司法試験委員会は何を求めているのか、それを参考答案や、合格者の推移、採点実感・ヒアリングや再現答案の分析を通じて提示してくれます。

 過去問を解いて、分析するタイミングで逐一このブログの参考答案をチェックし(もちろん分析本なども使用しますが)過去問特有の配点の把握や論じてほしい場所の発見ができました。

 

僕は本番で、このブログの解答方針で答案を作成しましたので、このブログ通りにやれば(ブログの答案と同じようなクオリティを書けるようにすれば)、少なくとも手書きの令和7年度の試験までは、僕と同じような点数とれると思います。

 内容も分析的でとても面白いので、周りの人にも勧めてましたし、電車の中でも読むほど単純にブログとしての質も高いです。

 最後にこのブログです(正確にはこの記事)

令和6年向けの司法試験過去問ランキング | 司法試験・予備試験対策をするなら | 加藤ゼミナール

 

司法試験の過去問はプレテストも合わせると19年分もあり、そのすべてを起案していたら、時間が足りませんし、そもそもその年限りだろと思うのが少なからずあります(行政法H22など)

このブログでは再度の出題可能性が高くマスターすべき過去問をランクごとに分けてくれており、勉強のメリハリをつけることが可能です。

 

僕自身もAランクの過去問については少なくとも2度、多くて4度ほどフル起案しています。僕の合格は重要な過去問を重点的に学習することが出来たのが大きいと感じています。

 

司法試験の受験生のみなさんは、勉強はもちろん情報収集も怠ることが出来ません(情報が少なすぎるぜこの界隈)。

このような有益なブログを読み、ぜひとも最速で司法試験に合格してもらいたいです。

令和5年度の行政書士試験に合格していました

DOMO 令和6年司法試験に合格し、この世の生きとし生けるすべての生物の中でもっとも浮かれている人間です(2024・11月現在)

 

そういえば、令和6年の司法試験を受験するまえに、行政書士を受けていたのですが合格していました。

 

2回目に落ちたときと手ごたえは変わりませんでしたが、なんか30点ぐらい上がっていました。やっぱり司法試験の勉強と相当程度範囲がかさなっていたおかげなのか?

予備試験の蓄積か?(短答落ち)わかりませんが、昔の僕を供養するために一応記事を作成しました。

 

行政書士についても、需要があるかわかりませんが、勉強法を公開していけたらと思います。

 

Fin

令和6年度の司法試験の成績公開

記事を見てくれてありがとうございます。dedetaroです。

司法試験の成績が届いたので、その順位を公開しようと思います。

 

ばばーん

 

f:id:dedetaro:20241121095350j:image

 

上位合格かなと思わせて(僕も一瞬期待)ぜんぜん下位合格です。

まあ、勉強方針・内容的に合格に重きを置いて上位で合格する気はさらさらなかったのでぜんぜん構いませんが...

 

この順位が生まれてしまったのは、おそらく順位ランク換算するとEとなる経済法および短答114点のせいです。

それに加えて、基本7法の点数を見てみますとAであっても52点ほどしか取れていないことがわかります。すなわち、AであってもAの中でも最弱(下位)をとっているために、点数を引き上げることができなかったためであると考えられます。

Aは1000位までを表しており、Aの中での点数は一緒ではない故にこのよう(# ゚Д゚)なマジック(うれしくない)が起こっているのだと考えられます。

それにしても、基本7法ぜんぶ1500位までにはいってて、Aも4つあるんだからもっと高くてもいいだろ!!悔しくないのにちょっと悔しいだろ!!たぶんA4つ界隈で一番順位低いのワシやろ!司法試験委員会いいかげんにしろ!(# ゚Д゚)

 

ま、任官とか考えてないので、どーでもいいんですけど…(強がり)

令和6年度の司法試験に合格しました

お久しぶりです。

勉強に集中するためにたった一つ記事を書いただけで更新をやめていましたが、令和6年度の司法試験の結果を公開します。

 

結論から言うと、司法試験には合格していました!!!

 

短答の点数が合格者平均以下であること、所属していたロースクールのレベル、ローの成績の低さから自己のみならず、教授などからも不合格推定扱いしていた(されていた)にですが、司法試験を試験として純粋な眼で分析し続け、問題演習をひたすら積むことで無事合格することができました。

今後このブログでは、僕の勉強遍歴、勉強方法、教材、これまでの自分の勉強の取り組み方など多数発信することで、受験生はもちろん受験指導に当たっている人(特にロースクールの教員)の役に立てたらいいなと思います。

僕のスペック していること 思っていること

今現在のスペック等を書きます。

 

一浪して中堅私立大の法学部に入り、現在は下位ローの既習1年生をしています。

もっている法律資格は学部一年生の時に取得した法学検定のみです。行政書士試験を過去に2回受けているがいずれも不合格でした。

法律の勉強は独学です。

 

このようにこれまでの人生では満足するような成功体験・実績を残せていないと思っています。勉強は相対的に昔から(相対的に)得意であったと自負していましたが、高校受験・大学受験(2回)では思うような結果がでませんでした。

このままでは自分のアイデンティティが喪失してしまう。失意の中で、ふと大学の本屋でみた法学検定の問題集をみたところ、自分には法律の適正があると思い、これで逆転を図ろうと考えました。

もっとも学部一年生から司法試験の受験を考えたのはいいものの集中して取り組むことができず、だらだらと勉強もどきをしてきました。

こんな自分がとても嫌で変えたいと思ったのがブログの投稿を再開した理由です。

 

7月には予備試験、来年には在学受験の司法試験が待っています。

 

自らのアイデンティティを取り戻すためでしょうか。司法試験(予備試験)の合格を目指します。