この記事では、僕が受験生時代に読みまくり、勉強方針および心構えを固めたものです。僕のブログに更新がいつ止まるかわからないので、参考にしていたブログを公開し、迅速に勉強方針を定めてもらいたいと思っています(試験まで時間もないし)
まず、紹介するのは、このブログです。
全受験生、特にロースクールに新卒カードを捨てて司法試験を目指す人に読んでほしいブログです。
一言でいえば、このブログでは司法試験という資格「試験」に合格するために、「試験勉強」をしろということを表現やアプローチを変えて伝えているブログになっています。
このブログを知ったのはロースクールに合格し無為な日々を過ごしていた時に「司法試験に受からないということ」という記事をXで見つけたためです。
僕はこの記事を読むまでは、一般的な大学生のように大学3年生から就活をはじめ、就職をするという新卒者としての道を軽視し、楽観的に自分は司法試験に合格するんだ(司法試験という存在を具体的に認識することもないくせして)とのんきに考えていました。
一気に現実に引き戻された、いや直視せざるを得ませんでした。自分の客観的なスペック、これまでの勉強、人生を振り返り冷や汗が止まりませんでした。
それと同時にいったんこの司法試験という森に足を踏み入れてしまったからには、ゴールを直視し、そのゴールまでの距離を縮める努力をせねばならないことの覚悟を決めることが出来ました。
詳しくは勉強法の解説で述べようと思いますが、ロースクールの予習や復習は最低限にし、過去問の習得に全力を尽くすというスタイルは、このブログなくては生み出されることはなかったと思います。
ロースクールの教員の言うように、ローの授業を真面目に受けていれば司法試験が受かるだとか、基本書を何度も通読し、正確な法理論体系をまなぶことこそ肝要といったような言説をうのみにすることがなかったのは、このブログのおかげです。
このブログは司法試験への取り組みに対する大きな指針を形成する上でとても有用であると思います。
おすすめエントリーの記事は全部読んでも、今後の学習におつりがくると思います。
次に紹介するのはこのブログです。
これは、司法試験という試験を分析し、現実的な合格答案を書くためにはどうすればいいのかということに一つのアンサーを提示してくれるブログです。
120分という短い時間で司法試験委員会は何を求めているのか、それを参考答案や、合格者の推移、採点実感・ヒアリングや再現答案の分析を通じて提示してくれます。
過去問を解いて、分析するタイミングで逐一このブログの参考答案をチェックし(もちろん分析本なども使用しますが)過去問特有の配点の把握や論じてほしい場所の発見ができました。
僕は本番で、このブログの解答方針で答案を作成しましたので、このブログ通りにやれば(ブログの答案と同じようなクオリティを書けるようにすれば)、少なくとも手書きの令和7年度の試験までは、僕と同じような点数とれると思います。
内容も分析的でとても面白いので、周りの人にも勧めてましたし、電車の中でも読むほど単純にブログとしての質も高いです。
最後にこのブログです(正確にはこの記事)
令和6年向けの司法試験過去問ランキング | 司法試験・予備試験対策をするなら | 加藤ゼミナール
司法試験の過去問はプレテストも合わせると19年分もあり、そのすべてを起案していたら、時間が足りませんし、そもそもその年限りだろと思うのが少なからずあります(行政法H22など)
このブログでは再度の出題可能性が高くマスターすべき過去問をランクごとに分けてくれており、勉強のメリハリをつけることが可能です。
僕自身もAランクの過去問については少なくとも2度、多くて4度ほどフル起案しています。僕の合格は重要な過去問を重点的に学習することが出来たのが大きいと感じています。